ごはん

畑と台所日記
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こんにちは。

みなさんなお住まいの場所では、台風大丈夫ですか?被害が少ない事を祈っております。

お米を炊いている鉄釜です。ずいぶん長く使っています。

お米を洗う時は、両手で洗います。拝み洗いです。もちろん片手でも大丈夫です。懐石料理の先生に拝み洗いをして、びっくりされました。懐石料理は、数年前に、月に一度、約2年間通い、先生が突然お辞めになられたので、習うのをやめました。

片手の時は、右回しです。右左にぐちゃぐちゃに回して洗うことは、ないです。右回しは、入る方向なので、そうしています。拝み洗いは、両手で、優しくお米を包み、拝むように洗います。ここで、だいぶん美味しさに繋がっていきますね。

火のエネルギーで炊きます。薪の方が、いいと思いますが、日常的には、ガスです。たまに、お庭で炊いたりします。

火の強さ、音、匂い、水蒸気の上がる感じを見て火の調整をしたり、炊き上がりを判断します。今日みたいな雨の日は、雨音で、聞き分けができないので、匂いと水蒸気重視で、判断。屋根がトタンなので、すごい雨音です。

友人が患ったり、息子が学校を辞めたり、みなさんにもいろいろなことがあるかと思います。そのような時、私には、できることがないので、ただ、普通にごはんを炊きました。たんたんと、伴走するように、ごはんを炊きました。

受験を選択し、勉強するようになるまで、何ヶ月もかかり、引きこもりのような生活の日々。普通に学生を見ると、正直、学校行って欲しいなと思っていました。でも、何も言いませんでした。ごはんは、炊き続け、ただの伴走者である私は、前だけを向いて、走りました。

キンキキッズの堂本さんが、ゲームを辞めるのに7年かかったという記事を読み、7年かぁ7年待っても息子は、20代だし、大丈夫だな、7年待って見ようと決めた次の日「塾に行きたい」と息子が言ってきました。

不思議です。私が、本当に待とうと決めた日に、息子は、抜け出たのです。「7年待つつもりだった!キンキキッズの堂本さんが、7年かかったって、、、」と息子に言うと

「誰やそれ」

と、言われ、その後、自分で決めた塾に通いはじめたのです。どんな道でもいい、自分で選択した自分の人生を少しずつでも、歩いてほしいものですよね。

朝ごはんを食べたあと、「なんかごはん食べたら、緊張なくなったな」と今日も、模試にいきました。ごはんとは、そういうもののように思います。

伴走者は、いつも通りにたんたんと前だけを見て走ります。主役のランナーを遠からず近からずで、感じながら。

おむすびは、好きですか。おむすびについては、またいつか書きたいです。おむすびは、元氣がでますね。美味しいものも元氣がでます。

「美味しいものは、救われるよ。ほんとだからね」

友人の最後の声が、いつも心の中で、響くのです。ビーガンじゃなくてもいいのです。みんなで美味しいものを作りましょう。

「さぁ 美味しいもの作ろう!」

次回の本のタイトルです。冗談です!全然予定は、ありません。ゆめゆめあるまじ〜

では、また、徒然。

「畑と台所日記」にお立ち寄りくださりありがとうございます。

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